企業主導型保育所(読み)キギョウシュドウガタホイクショ

デジタル大辞泉 「企業主導型保育所」の意味・読み・例文・類語

きぎょうしゅどうがた‐ほいくしょ〔キゲフシユダウがた‐〕【企業主導型保育所】

政府企業主導型保育事業による費用助成を受けて、企業が主として従業員向けに設立・運営する認可外保育所延長夜間・休日保育短時間利用など、多様な働き方に応じた柔軟な保育を提供する。企業主導型保育施設

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「企業主導型保育所」の解説

企業主導型保育所

企業が主に従業員向けに設ける保育所で2016年度に制度が始まった。開設や運営基準は認可保育所より緩いが、認可並みの助成金を受けられるのが特徴。一方で水増し請求などによる助成金の不正受給が多発し、19年度は新規募集ができなかった。支給を担う公益財団法人「児童育成協会」のマンパワー不足による審査の甘さが問題視されたが、内閣府は今年3月、公募で同協会への委託継続を決めた。20年3月末時点で助成が決まった保育所は、3768施設で定員8万6695人。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android