改訂新版 世界大百科事典 「伊豆箱根の本地」の意味・わかりやすい解説
伊豆箱根の本地 (いずはこねのほんじ)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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本地物語。継子譚(ままこたん)。中将尹統(これのり)の観音の申し子である常在(じょうざい)御前は、父の留守中つねに継母に虐待され、ついに旦特山(たんとくさん)の穴に落とされ、異母妹とともに波羅奈(はらな)国の王子兄弟に救われ、それぞれが結婚して、父とともに箱根三所権現(ごんげん)、伊豆権現として現ずるという筋(すじ)。『神道集』巻2にあって、その継子譚の原型は、昔話「お銀小銀」型に一致する。彰考館本および万法寺本『曽我(そが)物語』、舞の本・古浄瑠璃(じょうるり)の『小袖(こそで)曽我』も、この本縁の物語を挿話として取り入れている。継子の姉妹とも、うつぼ舟で日本に漂着する点、同じ継子いじめでも、昔話より単純化していることになる。
[渡邊昭五]
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...