浅見(読み)センケン

精選版 日本国語大辞典 「浅見」の意味・読み・例文・類語

せん‐けん【浅見】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 見識や考え方があさはかなこと。また、そのさま。また、自分の見識や考え方をへりくだってもいう。愚見。管見。
    1. [初出の実例]「その浅見寡聞にして妄に無稽の言を信ぜること」(出典:国歌八論(1742)古学)
    2. [その他の文献]〔史記‐五帝本紀賛〕

あさみ【浅見】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浅見」の読み・字形・画数・意味

【浅見】せんけん

見識が浅い。〔史記、五帝紀論賛〕其の表見する、皆ならず。~好學深思、心に其のを知るに非ざれば、固(もと)より淺見寡聞の爲に(い)ひきなり。余~其の言の尤もなるを擇ぶ。

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