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伴類 バンルイ

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デジタル大辞泉の解説

ばん‐るい【伴類】

つき従う一味とその家来。
「ここに良正ならびに因縁、―は、兵の恥を他堺におとし」〈将門記

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世界大百科事典 第2版の解説

ばんるい【伴類】

平安~鎌倉時代に広く使われた用語。〈子姪伴類〉〈伴類眷属〉などの熟語として使用され,単語としては通常〈某人の伴類〉とみえるが,その某人と伴類との間に一律に固定的な主従関係を想定することは困難であり,行動を共にした仲間,相語らって集まった流動的な同盟者,とみるべきものが多い。史料として著名なものは,《将門記》にみえる平将門やその敵人たちの伴類であり,そこでは数においては合戦の主力となっているが,戦局が不利になると逃げ散るという側面をもち,主人と緊密な従者関係にある〈従類〉や,兵(つわもの)相互の関係である〈従兵〉などと対比してとらえうる。

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大辞林 第三版の解説

ばんるい【伴類】

一味の者。仲間。同類。
つき従う者。従類。 「将門が兄弟幷ならびに-等を/今昔 25

出典|三省堂
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世界大百科事典内の伴類の言及

【従類】より

…主人に従って乱行や徴収などの武力をともなう仕事をしている事例が多いが,〈子息等及従類〉などとあるように,一般に主人との関係は緊密で,主人はその給養や恩賞の獲得に努め,主人の犯罪には連座させられている。従類の性格をもっともよく示すものは《将門記》にみえる平将門や良兼の従類で,しばしば〈伴類〉と対比される。すなわち合戦の場において,伴類が数は多いが戦局が不利になると逃げ散るという頼りなさを示すのに対し,従類は最後まで主人と運命を共にし,伴類が夫兵であるのに対して,従類は兵(つわもの)である主人の騎兵隊の主要な構成要素とみられる。…

【郎従】より

…郎等・従類の等・類は接尾語で,基本は郎・従にあることを考えると,郎従はまさに郎と従をひっくるめて表現したものと考えられる。主人と郎従の主従関係は武士団の中心部分を構成しているが,このほかに武士団には伴類といって主従関係のルーズな層があり,武士団の周辺部分を構成している。主従関係は武者や国司以外にもみられるが,一般貴族の場合の従僕には郎従の語はあまり見いだされず,鎌倉時代以後はほとんど武士の間のみで使われるようになり,江戸時代になるとすっかり使われなくなる。…

※「伴類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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