デジタル大辞泉
「位置角」の意味・読み・例文・類語
いち‐かく〔ヰチ‐〕【位置角】
天球上の二点の位置関係を表す角。ある点と天の北極とを結ぶ線を基準とし、他の点を東回り(反時計回り)に測った角度。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いち‐かくヰチ‥【位置角】
- 〘 名詞 〙 天球上の二点の相対位置を表わす要素の一つ。天球上で第一の点に対して第二の点の位置する方向を示す角度で、第一の点から天の北極に引いた大円と、第一の点、第二の点をつなぐ大円とがなすもの。角度は北極方向を零度とし、時計の針のむきに測る。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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位置角 (いちかく)
position angle
ある天体の中心を原点にとって,他の天体の中心の方向を示す角度である。角度の測り方は通常原点の北の方向を基準にとって0度とし,東を90度,南を180度,西を270度とする東回りを使う。二重星の場合,主星が原点になり伴星の方向を示すときに使われる。日食の場合には原点が太陽の中心で,他の天体の中心は月となり,月食の場合はその逆になる。日食や月食の場合,欠ける方向の位置角を北極基準位置角(北極方向角)と呼び,角度を測る原方向を天頂にとったものを天頂基準位置角(天頂方向角)と呼ぶ。
執筆者:古川 麒一郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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位置角【いちかく】
ある天体の中心を原点としたときに他の天体の中心の方向を示す角度。原点の北の方向を基準にとって0度とし,東回りで表す。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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