佐野屋橋(読み)さのやばし

日本歴史地名大系 「佐野屋橋」の解説

佐野屋橋
さのやばし

ほん川に架かる橋で、江戸時代の国分こくぶ町と大手橋おおてばし町を結ぶ。最下流のため、下橋ともよばれた。寛文七年(一六六七)創設で、和泉国佐野さの(現大阪府泉佐野市)漁師文禄・慶長の役の功で対馬六二浦の鰯網漁の権利が与えられるが、その一人五味氏が府中ふちゆう本川河口(東の浜)問屋を開いて佐野屋と称したことによる(対馬島誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「佐野屋橋」の解説

佐野屋橋

(長崎県対馬市厳原町今屋敷)
景観資産〔長崎県〕指定の地域遺産。
対馬市厳原町の中心市街地を流れる厳原本川に架けられた石橋で、1917(大正6)年に築造。三心円アーチの形式を採用した構造

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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