何等か(読み)ナンラカ

精選版 日本国語大辞典 「何等か」の意味・読み・例文・類語

なんら‐か【何等か】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「なんら(何等)」に副助詞「か」の付いてできたもの。多く「なんらかの」の形で用いられる )
  2. はっきり指定できないことを表わす。なにがし。
    1. [初出の実例]「此の山下なる隆具の野に三基の古墳ありや又、之に関する何等かの物語りあるを知るや」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
  3. あまり十分ではないがある程度はあることを表わす。いささか。いくらか。
    1. [初出の実例]「もしモダン・ボオイが現代女性に対して色男であるならば彼らは何らかの程度でスポオツマンライクでなければならない」(出典:モダンガアルの研究(1927)〈片岡鉄兵〉モダン・ボオイの研究)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む