倚廬(読み)イロ

関連語 すだれ 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「倚廬」の意味・読み・例文・類語

い‐ろ【倚廬】

  1. 〘 名詞 〙 天皇が、父母の喪に服する期間にこもる臨時の仮屋。板敷を常の御殿よりもさげ、蘆の簾(すだれ)に布の帽額(もこう)をかけ、御簾(みす)を敷く。調度品はすべて粗末な物を用いる。倚閭(いりょ)。〔西宮記(969頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「倚廬」の読み・字形・画数・意味

【倚廬】いろ

父母の喪中に住むいおり。〔礼記、喪大記〕母の喪には、倚廬に居りて、塗らず。

字通「倚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む