コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

僧形八幡神像 そうぎょうはちまんしんぞう

2件 の用語解説(僧形八幡神像の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

僧形八幡神像
そうぎょうはちまんしんぞう

平安時代に盛んであった神仏習合の思想である本地垂迹説により,八幡神が剃髪し,袈裟を着け,手に錫杖をもち蓮華座にすわる僧の姿として表現されたもの。薬師寺蔵の同神像 (9世紀末) ,および東大寺蔵の快慶作坐像 (1201) が代表作例。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

僧形八幡神像
そうぎょうはちまんしんぞう

僧侶(そうりょ)の姿形をもって表された八幡神の像。神仏混淆(こんこう)、本地垂迹(ほんじすいじゃく)説により、八幡神が八幡大菩薩(ぼさつ)とされた結果である。彫像に多く、図像でも描かれている。その最古の遺品は京都・東寺蔵のもの、それに次ぐのが奈良・薬師寺の休(やすみ)が岡八幡社の像であり、鎌倉時代の名工快慶作の奈良・東大寺手向山(たむけやま)八幡社の像(以上いずれも国宝)も有名である。普通、女神二体を従えた三体像につくられるが、これは八幡神が応神(おうじん)天皇に擬されたことにより、二女神も大帯比売(おおたらしひめ)(神功(じんぐう)皇后)、比売神(妃である仲津(なかつ)姫)とされたことによる。[佐藤昭夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

僧形八幡神像の関連キーワード神像北辰権現本地垂迹説両部神道神仏混淆僧形八幡檀紙富士信仰花園踊番神信仰

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

僧形八幡神像の関連情報