僻遠(読み)ヘキエン

デジタル大辞泉 「僻遠」の意味・読み・例文・類語

へき‐えん〔‐ヱン〕【×僻遠】

ある地域場所中央から遠く離れていること。また、その地域・場所。「僻遠の地」
[類語]遠方遠隔遠く

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精選版 日本国語大辞典 「僻遠」の意味・読み・例文・類語

へき‐えん‥ヱン【僻遠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 政治文化などの中心から遠く離れていること。また、そのさまやそのような場所。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「中央から僻遠の函館には」(出典:大鳥圭介南柯の夢(1955)〈河上徹太郎〉一五)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐秦策三〕

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普及版 字通 「僻遠」の読み・字形・画数・意味

【僻遠】へきえん(ゑん)

辺鄙。〔楚辞九章、渉江〕(まこと)に余(わ)が心端直ならば 僻なりと雖も何ぞ傷まん

字通「僻」の項目を見る

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