書博士(読み)ショハカセ

デジタル大辞泉 「書博士」の意味・読み・例文・類語

しょ‐はかせ【書博士】

律令制で、大学寮職員書法を教授した。ふみのはかせ。

ふみ‐の‐はかせ【書博士】

しょはかせ(書博士)

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精選版 日本国語大辞典 「書博士」の意味・読み・例文・類語

しょ‐はかせ【書博士】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、大学寮の官人。定員二人。書学生に書道・書法を教えた。従七位上相当。ふみのはかせ。てのはかせ。〔令義解(718)〕
  3. 賀茂上社の神職、藤木家に朝廷から与えられた称号。江戸初期の藤木敦直に始まる。→加茂流
    1. [初出の実例]「この書付を藤木甲斐守〈書博士、加茂の人〉へ頼みけるに」(出典:随筆・夏山雑談(1741)四)

ふん‐の‐はかせ【書博士】

  1. 〘 名詞 〙ふみ(書)の博士(はかせ)

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