優波離(読み)うぱり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

優波離
うぱり

インドの僧。サンスクリット語 Upāliの音写。釈尊十大弟子の一人。もと宮廷の理髪師であったが,釈尊が故国に帰ったときに,阿難らとともに出家して仏弟子になったといわれる。戒律に精通し,第一結集のとき,律を誦出した。律に関しては仏弟子中の第一人者。

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大辞林 第三版の解説

うばり【優波離】

Upāli〕 紀元前六世紀頃のインドの僧。釈尊の十大弟子の一人。戒律に精通していることから持律第一といわれた。ウパーリ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

うぱり【優波離】

(Upāli の音訳。優婆離、鄔波離などとも表記する) 仏十大弟子の一人。持律第一と称せられ、仏滅後、第一結集(けつじゅう)に当たって律を誦出(じゅしゅつ)した。
※梵舜本沙石集(1283)四「畢波羅窟にして、優婆梨誦し、経は阿難誦して」 〔四分律‐五四〕

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世界大百科事典内の優波離の言及

【十大弟子】より

…仏の前で居眠りして叱責をうけ,眠らぬ誓いをたて,視力を失ったがそのためかえって真理を見る眼をえた。(8)優波離(うぱり) サンスクリット語でウパーリUpāli。持律第一。…

※「優波離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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