デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「六人部王」の解説 六人部王 むとべのおう ?-729 飛鳥(あすか)-奈良時代の官吏。田形(たがた)内親王の夫。笠縫(かさぬい)女王の父。和銅3年(710)従四位下となる。霊亀(れいき)2年に志貴親王の喪事を担当する。神亀(じんき)元年正四位上となる。3年聖武天皇の播磨(はりま)印南野(いなみの)への行幸で装束司をつとめた。長田(ながたの)王,門部(かどべの)王らとともに風流侍従と評された。神亀6年1月11日死去。身人部王とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例