六軍(読み)リクグン

デジタル大辞泉 「六軍」の意味・読み・例文・類語

りく‐ぐん【六軍】

中国代の軍制で、天子の統率した6個の軍。一軍が1万2500人で、合計7万5000人の軍隊六師りくし

ろく‐ぐん【六軍】

りくぐん(六軍)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六軍」の意味・読み・例文・類語

りく‐ぐん【六軍】

  1. 〘 名詞 〙 中国周代の軍制で、王の統率する六つ軍団をいう。一軍は一万二千五百人。のちに晉や唐もこれをまねて、この名称を転用した。六師(りくし)
    1. [初出の実例]「万乗廻鸞輿、六軍靡龍旗」(出典本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉)
    2. 「洛中須臾に変化して、六軍翠花(すいくゎ)を警固し奉る」(出典:太平記(14C後)二)
    3. [その他の文献]〔周礼‐夏官・司馬〕

ろく‐ぐん【六軍】

  1. 〘 名詞 〙りくぐん(六軍)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「六軍」の読み・字形・画数・意味

【六軍】りくぐん

天子の軍隊。

字通「六」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android