精選版 日本国語大辞典 「内変」の意味・読み・例文・類語 ない‐へん【内変】 〘 名詞 〙 内部の変化。また、国内に起こった変事。[初出の実例]「内変は海内の憂にて外患は海外の患に御座候」(出典:徳川禁令考‐前集・第一・巻八・天保九年(1838)八月朔日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「内変」の解説 内変 マグマに貫入された岩石の一部または全部が吸収され,同化作用などによって,貫入した火成岩が変化すること.接触変成作用の際に貫入された地層の生成物ではなく,貫入した岩体の変化に注目したもので,貫入火成岩が被貫入岩を同化して影響を受け,性質が変化することをいう[Fournet : 1837, 渡辺編 : 1935].接触変成作用に対して用いられる語で,外変(exomorphism)と対比した語である.内変(endometamorphism,endomorphic metamorphism)[Hatch : 1888].逆変成作用(inverse metamorphism)[Cotta : 1846]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報