デジタル大辞泉 「内薬司」の意味・読み・例文・類語 ないやく‐し【内薬司】 律令制で、中務なかつかさ省に属し、宮中の薬・香の管理・調合などをつかさどった役所。うちのくすりのつかさ。 うちのくすり‐の‐つかさ【内薬▽司】 ⇒ないやくし(内薬司) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「内薬司」の意味・読み・例文・類語 うちのくすり‐の‐つかさ【内薬司】 〘 名詞 〙 令制における官司の一つ。中務(なかつかさ)省に属し、宮中の薬、諸香の管理調合を職務とした。職員は正(かみ)、佑(じょう)、令史(さかん)各一人、侍医四人、薬生一〇人、使部一〇人、直丁一人。寛平八年(八九六)宮内省の典薬寮に併合された。ないやくし。[初出の実例]「内薬司 正一人」(出典:令義解(718)職員) ないやく‐し【内薬司】 〘 名詞 〙 令制で、中務(なかつかさ)省に属し、宮中の薬、諸香の管理調合などをつかさどった所。うちのくすりのつかさ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例