自宅で食材を調理して食事をすること。飲食店など、自宅以外で食事をすることをさす外食に対していう。「ないしょく」とも読む。なお、自宅で食事をする場合でも、弁当や総菜などを購入して食べることは中食(なかしょく)とよんで区別する。
内食をする家庭は、1985年(昭和60)ごろから減少傾向が続いていたが、2008年(平成20)のリーマン・ショック後の不況を反映して外食離れが進み、家庭で料理をして食事をしたり、晩酌をしたりする人が増加して、内食に一時的な回帰現象が起こった。ただし、買い物や調理方法では手間を省くことが重視され、調理にかける時間は減る傾向にある。また、包丁を使わなくても調理できるように下ごしらえのしてあるものや、材料に加えて炒(いた)めたり、温めたりするだけで調味が済むおかずの素(もと)の売上げが伸びている。
さらに、従来は家庭での調理は、費用の節約や健康を意識したうえで行われることが多かったが、最近は若い世代を中心に、家庭で料理をすること自体を楽しむ人も増えている。「おうちごはん」や「弁当男子」などといった流行語も生まれている。
[編集部]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新