冷腹(読み)ひえばら

世界大百科事典 第2版の解説

ひえばら【冷腹】

夜間など,腹部の保温が不十分なためにひき起こされる腹部症状をいう。寒冷刺激が自律神経を介して消化管の運動,分泌障害をひき起こし,腹部の冷感と下痢,腹痛などの症状をもたらす。ときに日常腹部の冷感を感ずる人がある。多くが腹部不快感,腹鳴,便通異常を伴っている。適宜な運動,皮膚の鍛練など自律神経の強化を図るとよい。腹帯,懐炉などによる保温も効果がある。【福富 久之】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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