別事(読み)ベツジ

デジタル大辞泉 「別事」の意味・読み・例文・類語

べつ‐じ【別事】

別の事。ほか事柄
信心学問とは―です」〈倉田出家とその弟子
普通とかわった事。特別な事柄。「別事なく日を送る」

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精選版 日本国語大辞典 「別事」の意味・読み・例文・類語

べつ‐じ【別事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 別の事。ほかのこと。べちじ。
    1. [初出の実例]「若其如く未行、又別事を聞しと思ふ也」(出典:応永本論語抄(1420)公冶長第五)
  3. ふつうとは変わったこと。常とは異なること。特別のこと。変事。下に打消の語を伴って用いる。べちじ。
    1. [初出の実例]「堀川殿宮参入、次家還、別事不侍」(出典:後二条師通記‐応徳三年(1086)正月三日)
    2. [その他の文献]〔徐晶‐送友人尉蜀中詩〕

べち‐じ【別事】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「べち」は「別」の呉音 ) =べつじ(別事)日葡辞書(1603‐04)〕

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普及版 字通 「別事」の読み・字形・画数・意味

【別事】べつじ

他事

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