利尻昆布(読み)リシリコンブ

デジタル大辞泉 「利尻昆布」の意味・読み・例文・類語

りしり‐こんぶ【利尻昆布】

マコンブ変種利尻島礼文島に産し、色はやや黒くて質が堅い。食用

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精選版 日本国語大辞典 「利尻昆布」の意味・読み・例文・類語

りしり‐こんぶ【利尻昆布】

  1. 〘 名詞 〙 褐藻類コンブ科の海藻北海道利尻・礼文島付近に産する。マコンブの変種。長さ一~三メートル。葉はマコンブより黒くて固く基部がくさび形をなす。食用。くろこんぶ。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「利尻昆布」の解説

利尻昆布[加工食品]
りしりこんぶ

北海道地方、北海道の地域ブランド。
主に利尻郡利尻富士町で製造されている。利尻昆布は、利尻・礼文両島と稚内地方を主産地とする2年生の昆布で、留萌羽幌天塩紋別網走知床半島まで広く分布している。生産地ごとに特徴があり、利尻産・礼文産・稚内産などど区分されている。くせのない澄んだ上品な出汁が出ることから主に割烹料亭で使われ、その品質から高級品として扱われる。味があることから、おぼろ・とろろ昆布・昆布茶などの加工品としても利用される。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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