利益相反取引(読み)リエキソウハントリヒキ

デジタル大辞泉 「利益相反取引」の意味・読み・例文・類語

りえきそうはん‐とりひき〔リエキサウハン‐〕【利益相反取引】

取締役が、忠実義務に違反して、会社利益犠牲にし、自己または第三者の利益を図るような取引。取締役が会社と取引する場合(直接取引)と、会社と第三者との取引によって利益相反が生じる場合(間接取引)がある。こうした取引を行う場合は、取締役会株主総会承認を受ける必要がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「利益相反取引」の意味・わかりやすい解説

利益相反取引【りえきそうはんとりひき】

会社の取締役が,当事者または第三者の代理人代表者として会社と行う取引をいう。この取引は会社の利益を犠牲にして取締役が自己または第三者の利益を図るおそれがあるため,取締役はこの取引を行うにあたり株主総会または取締役会に当該取引についての重要な事実を開示してその承認を得なければならず,会社に損害を与えた場合には損害賠償責任を負う。取締役が会社の事業部類に属する取引(競業取引)をしようとする場合にも同様の手続きを要する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む