共同通信ニュース用語解説 「前田高地の戦い」の解説 前田高地の戦い 1945年の沖縄戦で、その凄惨せいさんさから「ありったけの地獄を一つにまとめた」と表現された激戦。浦添市の前田高地と呼ばれる丘陵地帯で行われ、米映画「ハクソー・リッジ」の題材にもなった。米軍は4月25日、砲弾やナパーム弾による攻撃を加え、26日に戦車隊などで進撃を始めた。日本軍は洞窟に陣地を築き、頂上まで上ってきた米軍に攻撃を浴びせる戦術で一進一退の攻防に。手りゅう弾が飛び交う白兵戦が続いたが、5月6日に米軍が完全制圧した。日本兵だけで3千人の死者を出したとされる。更新日:2023年6月12日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by