創業費(読み)そうぎょうひ

精選版 日本国語大辞典 「創業費」の意味・読み・例文・類語

そうぎょう‐ひサウゲフ‥【創業費】

  1. 〘 名詞 〙 会社設立および創業のために要する費用創立費開業費を含む。昭和三八年(一九六三)に改正される以前の財務諸表規則で用いられていた。
    1. [初出の実例]「出資物はYI氏という名の有る事業家で、創業費は二万円」(出典:札幌(1908)〈石川啄木〉)

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百科事典マイペディア 「創業費」の意味・わかりやすい解説

創業費【そうぎょうひ】

会社が法人として形式的に成立するまでに要した一切の支出。会社が負担すべき設立費用(株式募集費,株券印刷費,金融機関の取扱手数料等),発起人報酬設立登記登録税などからなる。会計上は繰延資産として処理され,5年内に均等額以上の償却を要する。

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