出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…鶴岡八幡宮蔵の鎌倉時代の擬宝珠には,亀甲菱文を平象嵌と糸象嵌であらわしている。なお加賀象嵌はおもに糸象嵌,平象嵌の手法を用いたもので,桃山時代末に京都の象嵌工が前田侯に招かれ,代々世襲した。(3)布目象嵌 鏨で地金に細かい縦横の布目の筋を彫り,上から金属をたたき込んで貼り付ける技法である。…
※「加賀象眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」