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北海道犬 ほっかいどうけん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

北海道犬
ほっかいどうけん

イヌの1品種。北海道を主産地とする中型日本犬アイヌ犬ともいわれる。アイヌは古くからクマ狩りに用いていた。性質は勇猛で,的確な判断力をもち,持久力にも富むため,エゾシカその他の狩猟に用いられるが,多くは番犬として飼われている。

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デジタル大辞泉の解説

ほっかいどう‐いぬ〔ホクカイダウ‐〕【北海道犬】

日本犬の一。北海道で熊狩りに用いられた。体高約50センチ。被毛は厚く、耳がやや小さい。アイヌ犬。

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犬&猫:ペットの品種がわかる事典の解説

ほっかいどうけん【北海道犬】

北海道原産の中型犬。アイヌの人々がクマ狩り用に飼育していた。国の天然記念物に指定されている。2007年(平成19)にソフトバンクモバイルのCMに登場して人気を得る。「お父さん」役は牡のカイと牝のネネ。JKCでは、第5グループ(原始的な犬・スピッツ)に分類する。◇品種の英名はHokkaido。アイヌ犬ともいう。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

ほっかいどういぬ【北海道犬】

代表的な中型日本犬で,アイヌ犬とも呼ぶ。用途はイノシシ,クマ,シカ猟犬。東北地方マタギ犬と同系統に属し,アイヌが東北地方に広く定住していた事実から,このイヌはアイヌとともに移住したと考えられる。古くは千歳系,阿寒系,日高系などに大別されていたが,現在画線はない。外貌は悍威(かんい)に富み素朴で筋骨たくましく,小さい立耳と太い巻尾が特徴。毛色は赤が多く,ごま,黒,白,虎などがある。1937年に天然記念物の指定を受け,血統の維持がはかられている。

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大辞林 第三版の解説

ほっかいどういぬ【北海道犬】

イヌの一品種。体高45~50センチメートル。頭は大きめで発達した顎、頰をもつ。目は三角形でややつりあがり、耳は小さい。アイヌに繁殖され、クマ狩り猟に用いられてきた。猟犬として優れた素質をもつ。アイヌ犬。天然記念物。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

北海道犬
ほっかいどうけん

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種。北海道原産の日本在来の中形犬で、かつてはアイヌ犬ともよばれた。基本的には紀州犬や四国犬と同列に列せられるが、環境の影響を受け、ほかの犬種とはやや趣(おもむき)が異なる。すなわち、被毛は厚く、耳介はほかの中形犬よりやや小さい。前額部がやや丸みをもつものと、ストップ(前額から口吻(こうふん)にかけての段差)が浅いタイプとがみられる。また、舌に黒斑(はん)を有するものがときどきある。毛色は白、赤、虎(とら)毛、ブラックエンドタンなどである。体高46~54センチメートル。差し尾または巻き尾。北海道犬の到来については、血液の生化遺伝学的な研究により、縄文時代に先住民族が南方から日本に移住してきたころ連れられてきたイヌが、人の移住につれて北上し定着して、その後混血がほとんど行われなかったとみなされている。本犬種は北海道ではヒグマ猟の猟犬として活躍してきたが、家庭犬としても愛好者は多い。[増井光子]

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