デジタル大辞泉 「十路」の意味・読み・例文・類語 そ‐じ〔‐ぢ〕【▽十路】 [語素]《古くは「そち」》10年を単位として、年齢を数えるのに用いる。「三み十路」「七なな―、八や―は海にあるものなりけり」〈土佐〉[補説]各年齢の名称20歳:二十路ふたそじ30歳:三十路みそじ40歳:四十路よそじ50歳:五十路いそじ60歳:六十路むそじ70歳:七十路ななそじ80歳:八十路やそじ90歳:九十路ここのそじ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「十路」の意味・読み・例文・類語 そ‐じ‥ぢ【十路】 〘 造語要素 〙 ( 古くは「そち」か ) 数を数えるのに、一〇を単位としていう語。のちには年齢にのみ限定されるようになった。「みそじ」「よそじ」「いそじ」「むそじ」「ななそじ」「やそじ」「ここのそじ」。[初出の実例]「彌蘇知(ミソチ)あまり 二つのかたち 八十種(やそくさ)と 具足(そだ)れる人の 踏みし足跡(あと)どころ 稀にもあるかも」(出典:仏足石歌(753頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例