千本槍(読み)センボンヤリ

精選版 日本国語大辞典 「千本槍」の意味・読み・例文・類語

せんぼん‐やり【千本槍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 千本もの多数の槍をいう。
    1. [初出の実例]「千本鑓につかるる苦しみも、今のむねにはよもまさじ」(出典:浮世草子・庭訓染匂車(1716)五)
  3. キク科の多年草。東アジアの温帯暖帯に広く分布し、各地の山野に生える。葉は柄をもちロゼット状に根生し、春に出るものは小形だが、夏から秋の葉は長さ一〇~一五センチメートルの倒披針形で羽状に中裂、また深裂し、頂裂片は最大。花にも春秋二型あり、春には高さ五~一五センチメートルの花茎の先に少数の舌状花のある径一~一・五センチメートルの頭花をつけ、秋にでる花茎は高さ三〇~六〇センチメートルになり、頂に管状花だけからなる頭花をつける。頭花は閉鎖花で長さ約一五ミリメートル、結実して長さ約一センチメートルの褐色冠毛をあらわす。むらさきたんぽぽ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  4. 植物きつねあざみ(狐薊)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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