20世紀日本人名事典 「千田九一」の解説 千田 九一チダ クイチ 昭和期の中国文学者 元・東京都立大学人文学部講師;元・京華園高校教諭。 生年大正1(1912)年9月1日 没年昭和40(1965)年12月12日 出生地山口県 学歴〔年〕東京帝国大学支那文学科卒 経歴竹内好や武田泰淳らの中国文学研究会に共鳴して参加、戦後は機関誌「中国文学」の編集にたずさわる。毛沢東「文芸講話」、郭沫若「訪ソ紀行」、老舎「東海巴山集」などの翻訳のほか、共訳「金瓶梅」の翻訳もあり、著書に「新・韓非子物語」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千田九一」の解説 千田九一 ちだ-くいち 1912-1965 昭和時代の中国文学者。大正元年9月1日生まれ。竹内好(よしみ),武田泰淳(たいじゅん)らの中国文学研究会に参加。機関誌「中国文学」の編集などにあたった。昭和40年12月12日死去。53歳。山口県出身。東京帝大卒。著作に「新・韓非子物語」,訳書に落華生「巣の中の蜘蛛」,共訳に「金瓶梅」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例