千葉胤綱(読み)ちば・たねつな

朝日日本歴史人物事典 「千葉胤綱」の解説

千葉胤綱

没年:安貞2.5.28(1228.7.1)
生年承元2.10.5(1208.11.14)
鎌倉前期の御家人。成胤の子。建保6(1218)年4月,父の死により11歳で下総守護職継承。その翌年の正月,鎌倉幕府に出仕した際,若年にもかかわらず才気と剛胆さをもって幕府重鎮である三浦義村をやりこめた話が『古今著聞集』(巻15)に伝えられている。承久の乱に際しては,東海道大将軍の一員に任じた。<参考文献>大野太平『房総通史』

(野口実)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉胤綱」の解説

千葉胤綱 ちば-たねつな

1208-1228 鎌倉時代の武将
承元(じょうげん)2年10月5日生まれ。千葉成胤(なりたね)の長男。建保(けんぽ)6年下総(しもうさ)守護職(しき)をつぐ。承久(じょうきゅう)元年九条頼経(よりつね)が4代将軍として鎌倉にはいるとき供をする。承久の乱の際,北条泰時,足利義氏,三浦義村らと京都に攻めいり功をたてた。安貞2年5月28日死去。21歳。通称は千葉介。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「千葉胤綱」の解説

千葉胤綱 (ちばたねつな)

生年月日:1208年10月5日
鎌倉時代前期の御家人
1228年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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