半信半疑(読み)ハンシンハンギ

デジタル大辞泉 「半信半疑」の意味・読み・例文・類語

はんしん‐はんぎ【半信半疑】

[名](スル)信じられそうでもあるが、疑わしく思う気持ちもあって、どちらとも心の決まらない状態。「半信半疑で話を聞く」
巨勢は―したりしが」〈鴎外うたかたの記〉
[類語]疑問疑い疑義疑惑疑念疑心不審懐疑猜疑狐疑疑団疑点容疑嫌疑

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精選版 日本国語大辞典 「半信半疑」の意味・読み・例文・類語

はんしん‐はんぎ【半信半疑】

  1. 〘 名詞 〙 なかば信じ、なかば疑うこと。真偽判断に迷うこと。
    1. [初出の実例]「長老亦半信半疑(ハンシンハンギ)(〈注〉ナカハハシンシナカハハウタガヒ)して決せず」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)三)

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四字熟語を知る辞典 「半信半疑」の解説

半信半疑

半ば信じ、半ば疑うこと。真偽の判断に迷うこと。

[活用] ―に・―で・―だ。

[使用例] そういう話をおれたちは半信半疑で聞いた[中野重治*むらぎも|1954]

[使用例] 私自身も、道を間違えたということにはあの時でもまだ半信半疑だった。〈略〉翌朝〈略〉その分岐点が誤りであることは一目でわかった[古井由吉*谷|1973]

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