日本歴史地名大系 「南風見村」の解説
南風見村
ぱいみむら
雍正一二年(一七三四)人口過剰となった波照間島から四〇〇人を寄百姓して仲間村の西に南風見村が成立した。成立の条件として広大な沃野があって津口もあること、古くから波照間島百姓の楷木伐採地で、島民らが山中泊して木を伐り出していたこと、仲間村から鹿川村まで四里半の間に村がなく、遭難や異国船に対する警備が必要だったことなどがあった(参遣状)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
雍正一二年(一七三四)人口過剰となった波照間島から四〇〇人を寄百姓して仲間村の西に南風見村が成立した。成立の条件として広大な沃野があって津口もあること、古くから波照間島百姓の楷木伐採地で、島民らが山中泊して木を伐り出していたこと、仲間村から鹿川村まで四里半の間に村がなく、遭難や異国船に対する警備が必要だったことなどがあった(参遣状)。
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