日本大百科全書(ニッポニカ) 「博川」の意味・わかりやすい解説 博川はくせん / パクチョン 北朝鮮、平安北道南東部の博川郡にある邑(ゆう)(町)。郡の所在地。博川平野の中心地で、大寧江の左岸にあり、米、麦類、大豆、トウモロコシなどを産出し、養蚕が行われている。1945年の解放後新設された博川絹織物工場によって、北朝鮮北西部の絹織物の代表的な産地となっている。博川線の終点であり、寧辺、煕川(きせん)、江界に通じる幹線道路の要所でもある。[魚 塘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「博川」の意味・わかりやすい解説 博川【はくせん】 朝鮮民主主義人民共和国,平安北道南部の町。大寧江下流に位置し,博川平野の中心で,農産物の集散地。京義線の孟中里から博川線が分岐。紡績工場があり,付近で雲母などを産する。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報