デジタル大辞泉 「印する」の意味・読み・例文・類語 いん・する【印する】 [動サ変][文]いん・す[サ変]1 印いんや型を押す。「契約書に―・する」2 しるしを残す。跡をつける。また、しるしが残る。「未踏の地に第一歩を―・する」「轍わだちの跡は深く軟かい路に―・して」〈花袋・春潮〉3 影や光を他の物の上に届かせる。また、影や光が物の上に現れる。「赤土の上に網のような模様を―・している」〈鴎外・灰燼〉「月の光はくっきりと地に―・して」〈独歩・少年の悲哀〉4 強い印象を与える。「此時ほど我心に…、意味ありげなる趣を―・したことはない」〈独歩・悪魔〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例