デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「印定」の解説 印定 いんじょう 1777-1851 江戸時代後期の僧。安永6年生まれ。僧鎔(そうよう)の孫。浄土真宗本願寺派。越中(富山県)明楽寺の柔遠(にゅうおん)に師事,のち京都でまなぶ。天保(てんぽう)2年勧学となり,西本願寺20世広如(こうにょ)(大谷光沢)の侍講をつとめた。曇鸞(どんらん)の「往生論註」に精通していた。嘉永(かえい)4年1月10日死去。75歳。越中出身。号は鮮渓。著作に「論註聞記」「六字釈尽奥録」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例