デジタル大辞泉 「危機対応融資」の意味・読み・例文・類語 ききたいおう‐ゆうし【危機対応融資】 金融危機などが発生した際に、政府が日本政策投資銀行など指定の金融機関を通じて企業に低利で融資を行う制度。金融機関に対しては、日本政策金融公庫(日本公庫)から資金の貸し付けやリスク補完等が行われる。民間金融機関の貸し出し余力が乏しくなると、企業の資金繰りが悪化するため、政府主導で対策を進める目的で行われる。[補説]平成20年(2008)の世界金融危機に対応するため、同年12月から実施され、日本政策投資銀行などから民間企業に多額の融資が行われた。また平成23年(2011)の東日本大震災においても、日本公庫から多額の震災関連融資が行われた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「危機対応融資」の解説 危機対応融資 大規模な災害や金融危機、景気の急激な悪化で一時的に経営難に陥り、一般の金融機関による融資が困難と想定される場合に、企業の資金繰りを支援する国の制度。リーマン・ショックを機に2008年度に始まった。商工中金をはじめ国が指定した金融機関が資金を貸し出す。これまでに東日本大震災や円高、熊本地震などが危機に指定された。更新日:2017年12月27日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by