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友枝喜久夫 ともえだ きくお

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

友枝喜久夫 ともえだ-きくお

1908-1996 昭和-平成時代の能楽師シテ方。
明治41年9月25日生まれ。友枝三郎の孫。喜多流。昭和2年上京し,喜多六平太(ろっぺいた)(14代宗家),喜多実(15代宗家)に師事。師の芸風をうけつぎ,能シテ方の最長老として活躍した。平成8年1月3日死去。87歳。熊本県出身。済々黌(せいせいこう)(現済々黌高)卒。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典内の友枝喜久夫の言及

【喜多流】より

… 明治初期の家元にその人を得なかったため,伝来の面・装束を失ったことは惜しまれるが,14世六平太能心が幼くして家元を継承,浅野,井伊,藤堂,山内など旧藩主の後援と,紀喜和(旧津軽藩),松田亀太郎(旧水戸藩),梅津只円(旧福岡藩)らの助力によって流勢を盛り立て,また変幻自在のわざの切れは近代の名手とたたえられた。現在の家元は15世喜多実(みのる)(六平太の養子),ほかに重要無形文化財保持者各個指定(人間国宝)の後藤得三(実の兄),友枝喜久夫,粟谷新太郎,喜多長世(実の子)らが流儀を支えている。1983年現在,公認の玄人数は全国で約50名,五流中最も少ない。…

【喜多六平太】より

…1947年芸術院会員,53年文化勲章受章,55年重要無形文化財保持者各個指定(人間国宝)に認定。後継者に逸材が多く,養嗣子15世宗家喜多実(1900‐86),その実兄で人間国宝の後藤得三(1897‐1991),友枝喜久夫(1908‐96)らがいる。著書に《六平太芸談》がある。…

※「友枝喜久夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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