デジタル大辞泉 「反ニュートリノ」の意味・読み・例文・類語 はん‐ニュートリノ【反ニュートリノ】 ニュートリノの反粒子。レプトンに属し、電荷が零、スピン半整数(1/2)。弱い相互作用に関与し、電子、μ粒子、τ粒子と対になって現れる3種類のニュートリノ(電子ニュートリノ、μニュートリノ、τニュートリノ)に対して、それぞれ反電子ニュートリノ、反μニュートリノ、反τニュートリノが存在する。電荷をもたないため、それ自身が反粒子と同一なマヨラナ粒子である可能性も指摘されており、岐阜県の神岡鉱山跡にある実験装置KamLANDカムランドにおいて研究が進められている。反中性微子。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「反ニュートリノ」の意味・わかりやすい解説 反ニュートリノはんニュートリノantinutrino レプトンの1種であるニュートリノの反粒子。反中性微子ともいう。反電子ニュートリノ,反ミューニュートリノ,反タウニュートリノの3種類がある。これらはともにレプトン数が-1,スピンは右巻きで運動の向きと一致する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by