反動タービン(読み)はんどうたーびん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「反動タービン」の意味・わかりやすい解説

反動タービン
はんどうたーびん

反動型の水車、また反動型の蒸気タービンをいう。反動型の水車としてはフランシス水車があり、蒸気タービンではパーソンズタービンとユングストロームタービンなどがある。

[中山秀太郎]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「反動タービン」の意味・わかりやすい解説

反動タービン
はんどうタービン
reaction turbine

蒸気タービンの形式の一つ。ノズルから噴出した蒸気を回転羽根 (動翼) の間でも膨張させて反動力が大きくなるようにつくり,反動作用で生じた仕事が衝動作用で生じた仕事に等しいかあるいはそれ以上 (すなわち反動度が 50%以上) のタービンをいう。パーソンスタービン (軸流式,反動度 50%) ,ユングストロームタービン (半径流式,反動度 100%) などの種類がある。

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