取箸(読み)トリバシ

デジタル大辞泉 「取箸」の意味・読み・例文・類語

とり‐ばし【取(り)箸】

盛り合わせにした料理などの取り分けに使う箸。→直箸じかばし
[類語]おてもと割り箸菜箸太箸塗り箸火箸

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取箸」の意味・読み・例文・類語

とり‐ばし【取箸】

  1. 〘 名詞 〙 食卓で、盛り合わせにした料理などを、めいめいの皿に取り分けるのに用いるはし
    1. [初出の実例]「肩から下げた鮨の箱は〈略〉前方へ銭を入れ奥の方に取箸(トリハシ)を納め」(出典江戸から東京へ(1924)〈矢田挿雲一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android