古地理学(読み)コチリガク(その他表記)paleogeography

翻訳|paleogeography

デジタル大辞泉 「古地理学」の意味・読み・例文・類語

こちり‐がく【古地理学】

地層化石を用いて古地理を研究する、地学の一分野。

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精選版 日本国語大辞典 「古地理学」の意味・読み・例文・類語

こちり‐がく【古地理学】

  1. 〘 名詞 〙 地質時代海陸山脈気候生物などの地理的状況について研究する学問示相化石を重要な資料とする。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古地理学」の意味・わかりやすい解説

古地理学
こちりがく
paleogeography

地質時代における海陸の分布地形海岸,気候,生物などの分布を研究する学問分野。古地理ともいう。地層や岩石の分布や性質などから過去の時代の海岸線の位置や海陸分布を推定したり,化石によって当時の水温,気候,堆積環境を究明したりする。それらの結果を総合して地図に描いたものを古地理図といい,ある時代の古地理に基づいて行なった地域区分を古地理区分という。

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世界大百科事典(旧版)内の古地理学の言及

【古地理】より

…過去の地表の諸状況を復元した像(イメージ)を古地理といい,古地理について研究する学問を古地理学という。現在の地表の諸状況については地理学が扱う。…

※「古地理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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