古暦(読み)フルゴヨミ

デジタル大辞泉 「古暦」の意味・読み・例文・類語

ふる‐ごよみ【古暦】

年の暮れが近づき、残り少なくなった暦。また、旧年の暦。 冬》板壁や親の世からの―/一茶

こ‐れき【古暦】

昔の暦。太陽暦以前の太陰暦など。

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精選版 日本国語大辞典 「古暦」の意味・読み・例文・類語

ふる‐ごよみ【古暦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふるこよみ」とも ) 暮れも近づき、使い古したその年の暦。また、役に立たなくなった旧年の暦。傷口にこれを当てればけががよくなるという俗説があった。《 季語・冬 》 〔多識編(1631)〕
    1. [初出の実例]「旋風より恐ろしい、あの風で切られたら、古暦でも癒るまい」(出典:合巻・偐紫田舎源氏(1829‐42)初)

こ‐れき【古暦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昔、用いられた暦。〔落葉集(1598)〕〔隋書‐芸術伝・張胄玄〕
  3. 長暦(ちょうれき)のこと。古暦便覧

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普及版 字通 「古暦」の読み・字形・画数・意味

【古暦】これき

旧暦

字通「古」の項目を見る

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