古田遺跡(ふるたいせき)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「古田遺跡」の解説

[現在地名]小佐々町楠泊免

神崎（こうざき）鼻の砂丘（標高三―五メートル）にある古墳時代の遺跡。昭和五九年（一九八四）に発掘調査。縄文時代中期から八世紀までの遺物が確認されているが、主体は四世紀後半から五世紀前半の古式土師器の時期で、畿内の布留式土器の影響を強く受けていることが指摘されている。

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[現在地名]須崎市多ノ郷古田

須崎湾東岸に面する山丘の山麓、標高三〇メートルの平地に立地。遺跡からは弥生後期初頭の横手II式土器が発見されている。高さ一九・五センチの長頸の壺形土器で、頸部に篦による刺突文があり、一部に刷毛目が残る。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報