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召放 めしはなち

世界大百科事典 第2版の解説

めしはなち【召放】

鎌倉時代以降,おもに武士に対して行われた刑罰の一種。鎌倉幕府法では,召放はもっぱら所領(所帯)の没収を意味し,所領を召す,あるいは収公,改易とも称せられた。鎌倉時代には武士の所職と所領は不可分の関係にあり,所領の没収は武士に対する刑の根幹として広く行われた。御成敗式目ならびに追加法には,所領の没収を科した罪は多い。例えば御成敗式目では,殴人の科について,〈侍においては所帯を没収せらるべし,所領なくば流罪に処すべし,郎従以下に至ってはその身を召禁ぜしむべし〉と定め,また謀書(文書偽造)の罪科について,〈侍においては所領を没収せらるべし,所帯なくば遠流(おんる)に処すべきなり,凡下(ぼんげ)の輩は火印をその面に捺せらるべきなり〉と定めている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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