コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

可観測性の理論 かかんそくせいのりろん theory of observation

1件 の用語解説(可観測性の理論の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

かかんそくせいのりろん【可観測性の理論 theory of observation】

対象とするシステムを線形ダイナミカルシステムで表したとき,現時点から過去のある時間区間にわたる出力信号の測定データから,システムの現時点の内部状態を一意的に決めることができるとき,そのシステムは可観測であるという。数学のことばでいえば,システムの状態変数(状態空間)の現在値が過去の測定値の時間関数の線形汎関数として求めうるための条件が可観測性である。これは,物理的には,システムの出力と内部状態のつながりぐあいを明確にするために導入された概念であり,入力と内部状態の関係を規定する可制御性controllabilityの概念と双対になる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

可観測性の理論の関連キーワードデュアルシステムトータルシステムテレコントロールシステムテレターミナルシステムパルシステム連合会テラ・カルシスオープン・システムマルチボールシステム

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone