叶崎(読み)かなえざき

精選版 日本国語大辞典 「叶崎」の意味・読み・例文・類語

かなえ‐ざきかなへ‥【叶崎】

  1. 高知県土佐清水市西部の岬。先端灯台があり、足摺岬と対する。桃色サンゴの産地足摺宇和海国立公園の一中心

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「叶崎」の意味・わかりやすい解説

叶崎
かなえざき

高知県南西部、土佐清水(とさしみず)市の西端に位置する岬。山地が海に迫り、海食崖(がい)、岩礁(がんしょう)に白波が砕ける男性的な岩石海岸で、ウバメガシが生育する。竜串(たつくし)から大堂(おおどう)海岸に至る中間地点で、足摺(あしずり)岬、千尋(ちひろ)岬、沖の島が遠望でき、1911年(明治44)設置の灯台がある。足摺宇和海国立公園(あしずりうわかいこくりつこうえん)の一部。

[正木久仁]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「叶崎」の意味・わかりやすい解説

叶崎
かなえざき

高知県南西部,土佐清水市の南西端にある岬。足摺岬大堂海岸とのほぼ中間にある。先端部に灯台が立つ眺望の開けた景勝地で,足摺宇和海国立公園に属する。付近の海岸は古くは桃色サンゴの産地として知られた。

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