デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉良氏朝」の解説 吉良氏朝 きら-うじとも 1543-1603 戦国-織豊時代の武将。天文(てんぶん)12年生まれ。吉良頼康(よりやす)の養子。永禄(えいろく)3年武蔵(むさし)世田谷城(東京都)をつぎ,北条氏康(うじやす)の娘と結婚。天正(てんしょう)18年豊臣秀吉の小田原攻めに際し上総(かずさ)(千葉県)にのがれ,関東に入国した徳川家康につかえて世田谷に1120石をあたえられたが,のち返上した。慶長8年9月6日死去。61歳。本姓は今川。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例