デジタル大辞泉
「名詮自性」の意味・読み・例文・類語
みょうせん‐じしょう〔ミヤウセンジシヤウ〕【名詮自性】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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めいせん‐じしょう‥ジシャウ【名詮自性・名詮自称ショウ】
- 〘 名詞 〙 =みょうせんじしょう(名詮自性)
- [初出の実例]「協会にも音楽にも忠なること、少しも当年と変らない許りか、その優しい若々しい所も、依然として当年の古谷君だ。新太郎とは名詮自称(メイセンジショウ)である」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉一九)
みょうせん‐じしょうミャウセンジシャウ【名詮自性・名詮自称ショウ】
- 〘 名詞 〙 仏語。名がその物の性質を表わすということ。名実の相応すること。みょうせん。
- [初出の実例]「将軍は引尾に陣を取り、師直は泣尾に陣を取る。名詮自性(ミャウセンジシャウ)の理、寄手の為に、何れも忌々しくこそ聞へけれ」(出典:太平記(14C後)二九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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名詮自性
名がそのものの性質を表すということ。名実の相応すること。
[使用例] 早稲田という所は田んぼの多いところだ。名詮自称だ[有島武郎*星座|1922]
[解説] 「名に自性そなわる」で、本来は仏教語。「詮」はそなわる、そなえるという意味。「自性」は本来持っている性質。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の名詮自性の言及
【日本料理】より
… こうした命名法とは別に,名詮(みようせん)と呼ぶことが行われた。〈打鮑(うちあわび)を打ちと取り,熨蚫(のしあわび)を伸しと取り,かち栗を勝ととり,昆布をヒロメともヨロコブとも取り,橙(だいだい)を代々と取り,ゆづりはを譲りと取りて祝とする類を名詮と云ふなり〉と伊勢貞丈がいっているようなことで,仏語の名詮自性(じしよう)の略だという。名は体を表すというか,良い名は福を,悪い名は災いを招くとする信仰である。…
※「名詮自性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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