デジタル大辞泉
「君子豹変」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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君子豹変
君子は誤りと知ったらすぐに改めて、善に移るということ。今日では変わり身の早いことについてもいう。
[使用例] 思うに君の心中では、一番彼等が機関となって、ともかくも議院に出た上では、翻然旗色を替えて君子豹変と出かくるつもりで承知したであろうが、彼等もさるもの、そうはさせぬ[福地桜痴*もしや草紙|1888]
[使用例] 僕はパリにいたときから、中田教授の説には必ずしも賛成しなかったんだが、いまにあの人、帰って来れば必ず変ると思う。君子は必ず豹変するからね[横光利一*旅愁|1937~46]
[使用例] 「時代と言うものを考えなきゃいけませんよ。昨日のポンちゃんは、明日のポンちゃんにあらずさ。君子豹変す、だよ」[武田泰淳*快楽|1960]
[解説] 「君子」とは、人格を磨いた男のこと。「易経」によれば、君子は、自分が誤っていると思ったときは、素早く改めるものだといいます。
しかも、その改め方は根本的です。動物のヒョウの毛が、夏から秋に生え替わって、斑点が鮮明になるように、はっきりと変えるというのです。「豹変」ということばは、ここから来ています。
一方、凡人はうわべだけ反省します。「易経」では「小人は面を革む」と記します。「小人」は凡人。「面を革む」は表面だけ改めることです。
テレビの謝罪会見を見ていると、明らかに口先だけで謝っている人がいます。あれはつまり、小人が面をあらためているだけなのでしょう。
「君子豹変」は、元はいい意味のことばでした。ところが、現在では、「君子だと思っていたら、急に態度を変えた」という悪い意味でも使います。ことばの意味も豹変したわけです。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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君子豹変
君子が過ちを改めて善に返る姿は、豹の毛皮の紋を見るようにはっきりしているということ。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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