善男善女(読み)ゼンナンゼンニョ

デジタル大辞泉 「善男善女」の意味・読み・例文・類語

ぜんなん‐ぜんにょ【善男善女】

仏法に帰依した男女。信心深い人々。

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精選版 日本国語大辞典 「善男善女」の意味・読み・例文・類語

ぜんなん‐ぜんにょ【善男善女】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] kulaputrakuladuhitṛ の訳語 ) 仏語。仏法に帰依した男女。また、一般に信心深い人々。信者通称として用いる。
    1. [初出の実例]「伝戒乞戒を請し善男善女をあつめたり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「善男善女」の意味・わかりやすい解説

善男善女
ぜんなんぜんにょ
kulaputra kuladuhitr.

元来は良家男子,良家の女子という意味。経典中には「善男子善女人」とある例も多く,仏教信者を一般にこう呼んでいる。あるいは,過去善根の徳によって仏法を聴聞することのできた人を呼ぶ場合もある。

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四字熟語を知る辞典 「善男善女」の解説

善男善女

仏法に帰依した男女。また、一般に信心深い人々。

[使用例] 毎年、旧暦六月二十四日の地蔵講には、たくさんの善男善女が、この恐山に集まる[吉行淳之介*暗室|1969]

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