良家(読み)リョウケ

デジタル大辞泉 「良家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐け〔リヤウ‐〕【良家】

身分のある家。現代では、教養があり暮らし向きが水準以上の家庭をいう。りょうか。「良家子女
[類語]名門名家旧家

りょう‐か〔リヤウ‐〕【良家】

りょうけ(良家)」に同じ。
富家―の子弟多し」〈逍遥当世書生気質

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精選版 日本国語大辞典 「良家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐かリャウ‥【良家】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分のよい家。家柄のよい家。現代では、教養もあり、水準以上のくらしを営む家庭をいう。りょうけ。
    1. [初出の実例]「上郡良家戎津遠、辺庭蕩子塞途窮」(出典:経国集(827)一四・秋月夜〈滋野貞主〉)
    2. 「当大学の学生は、富家良家(リャウカ)の子弟多し」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一九)
    3. [その他の文献]〔史記‐外戚世家〕
  3. 清華家(せいがけ)などの上流貴族出身の僧。また、その住持する院家。りょうけ。
    1. [初出の実例]「別当并良家僧綱自正面出仕」(出典:東大寺続要録(1281‐1300頃)諸会篇・本)

りょう‐けリャウ‥【良家】

  1. 〘 名詞 〙りょうか(良家)

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普及版 字通 「良家」の読み・字形・画数・意味

【良家】りよう(りやう)か

よい家柄。名門。〔漢書、外戚上、孝文竇皇后伝〕景の母なり。呂太后の時、良家の子を以て、ばれて宮に入る。

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